刀水歴史全書62
文明と自然 文明と自然
対立から統合へ
[比較文明学叢書3]

伊東俊太郎著


定価: 本体2400円+税
2002年3月刊
ISBN4-88708-293-2
四六判 256頁

在庫あり
かつて西洋の近代科学は,文明が利用する対象として自然を破壊し,自然は利用すべき資源でしかなかった。いま「自から然る」自然が,生々発展して新しい地球文明が成る。自然と文明の統合の時代である
【主要目次】
はじめに
第T部 文明と自然
  第1章 文明の画期と環境変動
  第2章 文明の転換と自然観の変貌
  第3章 現代文明と環境問題
  付章  近代科学と魔女裁判
第U部 日本人の自然観
  第1章 万葉集における自然と人間
  第2章 日本思想を貫くもの
  第3章 湯川秀樹の自然観―中間子論形成における
第V部 「自然」概念の比較思想
  第1章 ギリシアにおける「自然」
  第2章 アラビアにおける「自然」
  第3章 ヨーロッパにおける「自然」
  第4章 中国における「自然」
  第5章 日本における「自然」
おわりに−21世紀の自然観と文明の転換
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